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泳ぐように光る【著者サイン本】(著:ひらいめぐみ)
¥1,540
作家・ひらいめぐみさんの日記&エッセイZINE。 エッセイ本『転職ばっかりうまくなる』が出版され、適応障害になった春。はじめて食中毒を経験した夏、胃腸炎の秋、大腸の内視鏡検査を再びすることになった冬……。不調とともに過ごしながら、書くことに向き合った日々の記録。 『転職ばっかりうまくなる』の執筆をはじめた2023年4月1日から、『ひらめちゃん』の発売を控えた2025年3月31日までの2年間の日記ほか、あとがき、索引を収録しています。 【以下、本文より一部抜粋】 二〇二十三年 四月七日(金) 転職本の原稿の続きを書くが、まったく進まない。 二〇二四年 七月十四日(日) ひろこの命日だったことを思い出さないまま過ごす。だからって、忘れたわけじゃない。生きてたら、こんなに思い出すこともなかったかもしれない、と思うのはひどいことなんだろうか。いないから思い出すほうが、ずいぶんと自分勝手なような気もしてしまう。 二〇二四年 九月六日(金) 在籍している同期と会うたび、ここにいない自分を自覚して、寂しくなる。寂しくなりたくて、会っているのかもしれない。わたしは野心がないけれど、この会社にいたときの同期に会うと、ちょっと頑張ろうという気持ちになる。凪でいたい自分も、波立った海に飛び込みたくなる自分も、きっとどちらも嘘じゃない。 二〇二四年 十二月二十日(土) 準備ができた人から順に検査を始めるとのことで、誰が最初にトイレへ行くのかという緊張感に包まれながら、催すのを待つ。看護師さんがつけてくれたテレビには有村架純ちゃんが出ていて、こんなに可愛く綺麗な人を見ながらひたすら便を出さないといけないのか……と思うと、テレビの向こうがより一層遠い世界に感じられた。 二〇二五年 三月三日(月) 校閲の方からの『ひらめちゃん』の赤字確認、反映。確認済みのゲラを北尾さんへメールで送る。午後から雪。のぞむくんがもらった直火鍋でお米を炊く。歳を重ねることは、好きな硬さでお米を炊けるようになること。のぞむくんを見送る道すがら、契約書をポストに投函。 ------------------------- 〈収録作品〉 日記(2023年4月1日〜2025年3月31日) あとがき 索引 ------------------------- ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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踊るように寝て、眠るように食べる【著者サイン本】(著:ひらいめぐみ)
¥1,320
作家・ひらいめぐみさんの日記&エッセイZINE。 2022年10月31日から2023年3月31日までの日記と、その日記に登場した「もの」や「こと」をテーマに書き下ろしたエッセイ6篇を収録。 チャーミングでユニークな視点が光る一冊です。 (2025年4月第四刷発行/A6判/134ページ) * 【以下、本文より一部抜粋】 十一月二十日(日) ダンダダンの麻婆豆腐がすっごくおいしくて、おもわず心の中に味をメモした。「麻婆豆腐」って、字だけ見るとなんかこわい。縦方向の線と横方向の線がごちゃごちゃってなってて、めちゃくちゃ荒れてる手相みたいだ。 一月二十九日(日) 花束を抱えて歩いて帰るのがすきだ。わけもなく、じんわりとうれしくなるから。右手には花束を抱え、左手にはスーパーの袋を下げ、住宅街の中を歩く。風もなく、穏やかな夜。ふと空を見上げると、ほぼ真上に月が浮かんでいた。自分がいなくなったら、このなんでもない時間ごと、なくなってしまうんだな、と思うと、ふいにさみしくなる。喜怒哀楽だけじゃない、穏やかで凪の感情を抱いているときのわたしを、誰かが覚えてくれるのだろうか。 二月一日(水) お店を出ると、のぞむくんが「あの人風鈴好きそうな人だね」と言い「風鈴好きそうな人?」と聞き返すと、「風鈴」ではなく「古着」だった。そうだよね、風鈴好きそうな人ってなかなかいないよね、と自分の聞き間違いにげらげらしながら近くの郵便局へ寄ると、なんとほんとうに風鈴が好きそうな人がいた。 三月十二日(日) 電車を乗り継ぎ、つくば駅へ。えもさんとこうめいさんと、夜ごはんを食べに行く。うれしい話、ここだけの話。帰りはお母さんに駅まで迎えに来てもらい、帰宅。お酒を少し飲んだせいか、少しだけお腹が空いてると言うと、「カレーあるよ」との耳寄り情報が入る。実家を出て以来、たまに帰っても「せっかくだから」と晩ごはんはスーパーのお寿司だったり、お正月だからとお雑煮だったりするので、「もう、お母さんが作るカレーを食べられることはないかもしれないな」と少し前に寂しく思っていたばかりだった。普通に食べられた。うれしい。ふかふかの布団で眠る。 ------------------------- 〈収録作品〉 日記(2022年11月1日〜2023年3月31日) 名付け親 果物一軍選手権 旨みは横に増さない 日本に初めて来た日 変わらない 饒舌な生きもの あとがき ------------------------- ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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VINYL BOOK vol.1
¥1,100
ネイルとサブカルの自主制作マガジン『VINYL BOOKS』創刊号! ポストカード、ステッカー付きです。 === ”ビニ本”から着想を得た『VINYL BOOKS』というタイトルは、「人前ではちょっと開きにくい」ことを示しています。 その名の通り、エロやタブーを題材にしたちょっぴりセクシーで不謹慎なファッションPHOTOとネイルアートのページが中心となり構成されています。 かつて”自販機本”と呼ばれる成人向け雑誌が存在しており、一定のセクシー要素が掲載されていたら他は何をやってもいいという風潮だったそうです。 そのため”自販機本”はカウンターカルチャーの性質が色濃く、マニア向けのカルトムービーや音楽、漫画やイリーガルなドラッグ特集など、アンダーグラウンドな若者文化の一端を担うという一面がありました。その”自販機本”を衰退させたのが"ビニ本"と呼ばれる過激な成人向け雑誌でした。 そんなキケンなムードをバックグラウンドに制作された『VINYL BOOKS』。どんな悪ふざけが隠されているか?ぜひ探してみてください。 パッケージのビニールの色のチョイスはお楽しみに! === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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eNNE
¥1,100
広告・雑誌・アーティストのスタイリストとして活躍する馳尾潤子が発起人となって、日本のファッションやカルチャーを少しユニークな視点で見つめ直すインディペンデントマガジン。 タイトルの「エン」には、日本を象徴する「円(まる)」のかたちと、人や文化をつなぐ「縁(えん)」という意味が。 創刊号のテーマは「結ぶ」。内容は日本のファッションブランドのみで「結ぶ」をテーマにスタイリングしたファッションシューティングや、結び目看板スナップ、結ぶコラムなど。 巻頭は女優・モデルとして活躍する高橋愛の発案で、銚子電鉄が走るキャベツ畑の中で撮影を敢行。ここでしか見られない高橋愛が盛りだくさん! ちょっとヘンテコなFashion culture zineをお届けします。 === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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SIDE STEP 〜30代のかろやかパスポート〜
¥2,000
文学フリマ東京40で早々に売り切れ話題となった、足取りをかろやかにするZINE『SIDE STEP』が入荷しました。 きちんと、まじめに、正しくーー。 そんな日々を過ごしていると、知らず知らずのうちに、気持ちがちょっと窮屈になっていることがある。 正しさに傾きすぎた世界から、少しだけ身をひねって、ウキウキするほうへ、すこし心が跳ねるほうへ。 理屈よりも直感を。 うまくやるよりも、ウキウキするほうを選んでみる。 もうすぐ30歳の私たちや、同世代を生きるみんなは、この先の未来をどうまなざしているのか。 大人になってから、どうやって仲良くなるんだろうか? 漫画・エッセイ・短歌・ワークショップ・日記・対談からなる、多様なコンテンツを「気分」と「友達」の2つに分けて、ハッピードリブンな言葉をお届けします。 周囲の期待や「こうあるべき」を、ひょいっとかわして、思いがけないワクワクに出会い、「正しさのすぐ隣」へとんでいけますように。 (2025年5月刊行/128ページ) 【コンテンツ】 ◾️マンガ 中村太一 ◾️エッセイ 安里和哲 伊藤紺 GAMEBOYZ 汐見はる 田中青紗 玉置周啓 葉山莉子 福富優樹(Homecomings) むらやまあき 柔らか仕上げのフクダウニー ◾️短歌 ねむけ ◾️ワークショップ 永井玲衣 (敬称略) 編集・企画・発行 岡崎睦 野路学 デザイン 千葉陸矢 nasukon 佐藤舞香 イラスト おおはしたくま 印刷・製本 篠原紙工 造本設計 篠原慶丞 竹内翔海
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死んでないけど走馬灯
¥1,500
会社員兼ライターのしりひとみさんの呼びかけで集まった、豪華執筆陣による走馬灯エッセイアンソロジーが入荷! 文学フリマ東京40でも話題となった一冊です。 (2025年5月刊行/B6版/136ページ) === 死にたくないけど、走馬灯だけ見たい。 以下の執筆陣が考える「自分の走馬灯に出るであろうエピソード」を一冊にまとめた渾身のZINEです。 ▼執筆陣(敬称略) 尾崎世界観(クリープハイプ) 玉置周啓(MONO NO AWARE) 岡田悠 檜原洋平(ママタルト) ものすごい愛 ホリコシ(ナユタ) スイスイ バイク川崎バイク ナツイ しりひとみ
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LOCKET 第6号 〈SUKI ISSUE〉
¥2,200
毎号ユニークなテーマで世界を切り取る、独立系旅雑誌『LOCKET』。第6号は、旅人のための「スキー」特集。イラン、トルコ、ノルウェー、韓国、台湾……。一緒に旅をしているような臨場感たっぷりの一冊です。 (2023年10月発行/B5変型判/160ページ) (以下、公式サイトより) 世界地図から空白部が消え、「秘境はなくなった」といわれてもなお、銀白部が存在します。白銀の世界に目を凝らせば、未知の国では普遍のスキーが見つかり、見知った国では未知が広がっていました。 イランとトルコで滑り、ノルウェーと韓国で歴史を遡り、台湾で廃墟を探します。久栖博季、石川直樹、マイク・エーブルソン、金本凜太朗、久保康友ほか豪華面々に協力いただきました。 今号もオフセット印刷は長野県松本市の藤原印刷による美しい「心刷」です。さらに一部ページは石川県金沢市の石引パブリックで自らリソグラフ印刷。 真っ当でいてオルタナティブなインディペンデントマガジンから、新たな視点を問いかけます。 ●編集発行人 内田洋介(編集・文・写真) ●デザイナー 大谷友之祐(Yunosuke) ●発行元 EDIT BY BODY 001 定年退職発、 マクドナルド経由、雪山行き 004 CONTENTS 006 鳥になりたかった!(久栖博季) 008 極地の移動手段(石川直樹) 010 イラン/ペルシャ雪を誰も知らない 034 イランからの手紙 036 トルコ/アナトリアのB面 060 体験を創造するスキーチェア(マイク・エーブルソン) 064 暇を持て余した神々の遊び 066 ノルウェー/原始のスキーヤー(塗木拓朗) 076 韓国/雪を駆けた馬 081 スキーヤーの肖像(宮村真一) 097 唄い踊るスキー、日本伝来の地で(高田民謡保存会) 102 猪熊弦一郎を見上げて(井上奈奈) 104 猪谷六合雄と汽水空港(モリテツヤ) 108 中谷宇吉郎の雪跡 116 台湾/南国にとけたスキー場(堤 大樹) 126 地球の滑り方 カザフスタン(稲村航平) 129 或るゲレンデ(金本凜太朗) 145 背骨の旅人 第6回 久保康友 152 INFORMATION 153 いまではないいつか 第2回 トルコ 160 まちがいさがし スキー篇(町田ヒロチカ) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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LOCKET 第7号〈CINEMA ISSUE〉
¥2,200
毎号ユニークなテーマで世界を切り取る、独立系旅雑誌『LOCKET』。第7号のテーマは「映画館」。リソグラフポスター付き、美しい写真も魅力の豪華な一冊です! (2025年4月発行/111ページ) (以下、公式サイトより) 荒野はきっとここにある──明滅する世界を彷徨うように映画館を旅しました。インドでもっとも豪華な映画館から、建築の巨匠ゆかりの映画館へ。写真家はルーマニアで美しい瞬間を瞳に焼きつけ、ウクライナで爆発音に耳をすませます。 石川直樹、奥山大史、佐々木美佳、済東鉄腸、上川周作、フー・ティエンユー、児玉浩宜、塚田ゆうたなど豪華面々も登場。今号もオフセット印刷は長野県松本市の藤原印刷による「心刷」です。第3号以来のコデックス装がカムバック。創刊10周年を記念してリソグラフポスターも投げ込みます。 真っ当でいてオルタナティブなインディペンデントマガジンが、いまここから荒野へいざないます。 ◉編集発行人|内田洋介(編集・文・写真) ◉デザイナー|大谷友之祐(Yunosuke) ◉発行元|EDIT BY BODY ◉印刷|藤原印刷 <目次> ◉インド/ピンクシティに見る夢(土田 凌*表紙撮影) ◉インド/ル・コルビュジエが見た夢 ◉ルーマニア/おとぎの国のヴィクトリア(塩川雄也) ◉ジョージア/この国で、この部屋で、この映画で ◉トルコ/瞬きのアナトリア ◉ウクライナ/映画館が閉ざされた街で(児玉浩宜) ◉ボリウッドの東で喜怒哀楽(佐々木美佳) ◉追憶の映画館(アイザワディーン) ◉精神の荒野はどこにある(済東鉄腸) ◉ある男、映画館にて(上川周作) ◉ようこそようこそ映画館へ(jig theater、金星シネマ) ◉まちがいさがし 映画館篇(町田ヒロチカ) ◉隣の国の映画館(フー・ティエンユー) ◉ロケットペンダントの中には #1 ◉旅を書く(鈴木優香、中道智大、石川直樹) ◉背骨の旅人 #7(奥山大史) ◉いまではないいつか #3 ハワイ ◉雑誌発、ZINE経由、漫画行(塚田ゆうた) ◉創刊10周年記念投げ込みリソグラフポスター(Yunosuke) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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ドロップぽろぽろ【著者サイン本】(著:中前結花)
¥1,430
デビューエッセイ集『好きよ、トウモロコシ。』(hayaoki books)が大好評の、中前結花さんのエッセイZINE。 「涙の記憶」をテーマにしたやさしくてあたたかい11編を収録。著者サイン入りです。 (2024年12月発行/B6判/187ページ) === 初の単著『好きよ、トウモロコシ。』(hayaoki books)以来の書籍化。初の私家版エッセイ集です。 過去の作品に大胆に加筆し仕上げたもの5編と、書き下ろし6編を収録。 「ぽろぽろこぼした涙の記憶」をテーマにしていますが、ちっとも悲しい本ではありません。 大真面目だけど、ちょっとおかしく、ちょっと切ない。大人のあなたにこそ読んでほしい1冊です。 (著者noteより) === 『好きよ、トウモロコシ。』はこちら▶︎ https://www.hayaokibooks.com/items/91243513 ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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青い靴をはいて歩く(著:関根愛)
¥1,700
そこにいるとおしえてーーー ーーーーわたしはここにいる これは、あなたが生まれてから今日まで履いてきた8つの靴を巡る、わたしの物語 2023年末からZINE制作を始め、エッセイや旅行記などを刊行してきた関根愛(せきねめぐみ)さんの5冊目(単独では4冊目)の作品。初の実話をもとにした創作短編集です。 これは、あなたが生まれてから今日まで履いてきた8つの靴を巡る、わたしの物語 (2025年5月刊行/B6判/138ページ) === <もくじ> 羽根のはえた靴・・・・・・・ファーストシューズ/赤んぼうのころ 花びらをかぞえる靴・・・・・下のきょうだいとおそろいの靴/ようちえんのころ ボスの靴・・・・・・・・・・おもちゃみたいなミュール/小学生のころ 幸運の靴・・・・・・・・・・ウエスタンブーツ/高校生のころ ハワイからきた靴・・・・・・流行りのムートンブーツ/大学生のころ 背伸びの靴・・・・・・・・・厚いヒールの靴/芝居をしていたころ 深夜を走る靴・・・・・・・・ぶかぶかの古着の靴/とても貧乏だったころ ⻘い靴・・・・・・・・・・・あなたを前へ運ぶ靴 【著者プロフィール】 関根 愛(せきね めぐみ) 文筆家、映像作家。これまでZINE『やさしいせかい』(エッセイ/4刷)、『ひとりでいく』(旅行記/3刷) 『憶えている人vol.1』(不定期刊行シリーズ/2刷)、『ある回復の記録』(日記集)を刊行。他に、ひとりでご飯をたべる人々を撮影したインスタレーション作品『ひとりで食べる/Eat Alone』(2022)、全国各地の高齢女性のライフヒストリーを記録する動画シリーズ『ばあばのおだいどこから』(2023〜)など。上智大学英語学科在学中より役者として十年間活動。 === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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ひとりでいく(著:関根愛)
¥1,400
SOLD OUT
俳優、映像制作、文筆など多彩なフィールドで活動する関根愛さんが綴る「旅」の記録。 南伊豆、尾道、奄美大島、京都、大阪、神戸、博多、うきは、久留米。 装丁の雰囲気そのままの、やさしい読み心地のZINEです。 (2024年5月発行/196ページ) === 今ここにあるものと、もうここにはないものが、互いの場所から、互いを思い、支えあって生きる。 ひとりでいるときほど、ひとりじゃないと感じる。 南伊豆、尾道、奄美大島、京都、大阪、神戸、博多、うきは、久留米ーーー。 パンデミックが明けはじめたころから、さまざまな土地を歩き、日記を綴った。 巡る心をすみかとして、すべてはかたちを変えてつづいていくと、知った。 === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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やさしいせかい(著:関根愛)
¥1,300
やさしさとはなんだろう。ほんとうにやさしいとは、どういうことだろう。 著者の関根愛さんが、これまでに出会ってきた人、その人のやさしさについて綴ったエッセイ集。 ▼こちらも合わせてご覧ください 『やさしいせかい』製作背景と今 https://note.com/sekinemegumi/n/nd4734eb97ee4 (2024年7月発行/107ページ) === 愛がひっくり返ったまま生きて死ぬ生き方と ひっくり返らないようふところに温めて ふるえながら生きていこうとするのと 私には、どちらかえらべるだろうか やさしさとはなんだろう。ほんとうにやさしいとは、どういうことだろう。やさしかったせかいの記憶と、やさしくできなかったせかいがほんとうはどんなせかいでありたかったのかの告白をのこしておくために書き下ろした31の掌篇。 (著者公式オンラインストアより) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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憶えている人(著:関根愛)
¥1,400
たとえば、かつての恋人やクラスメイトのように、長く濃い時間を共有するような関係ではなくとも。お互いのプライベートを深く知るような間柄ではなくとも。 ほんのわずかな時間を共にしただけの間柄が、忘れがたいものになることがあります。 『憶えている人』は、役者として活動する傍ら20年間で33のアルバイトを経験してきた関根愛さんが、これまでバイト先で出会ってきたひとたちについてまとめたZINE。 タイトルの通り、とにかく細かいことまで「本当によく憶えているんだなあ……」と驚くばかりで、関根さんが目の前の人を理解しようと真摯に向き合ってきたことが伝わってきます。 (2024年10月発行/83ページ) === タイトルの通り、シリーズものの書き下ろしエッセイ。 毎回さまざまなくくりで「人」を描いてゆきたいと思っています。 vol.1のテーマは「アルバイト先で出会った人たち」。 20年間で、33個のアルバイトをしました。 その中で出会った、もし出会わなくても人生は変わらないのだろうに、出会わなかったらと考えると人生が味気ないものに感じられてくる人たちのことを書いた、13篇を収録しています。 (著者noteより) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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大島ZINE
¥1,000
「東京竹芝客船ターミナルから出る大島行きの午前のジェット船に乗ろうという計画で、同じターミナルから出る大型客船なら6時間がかかるところ、こぢんまりとしたジェット船は飛行機のエンジンを搭載していて大島まで1時間45分しかかからないのだという。 つまり、朝のジェット船で大島に向かえば、船上でビールを飲んで、昼には島のエメラルドブルーの海岸で一泳ぎできるという、普段リモートワークと家事だけで1日中家から出ない人間にとっては夢のような計画だ。」(本文より) 学生時代からの友人5人で大島へ「おとなの海水浴」に。その模様を一冊にまとめたZINE。 ほとんどのページにイラスト/手描きツッコミが入っている見応えたっぷりの本です。読むと友人を誘って海に行きたくなります。 (2025年1月刊行/B6判/108ページ) === <目次> ◎ 大島マップ ◎ 登場人物 ◎ 写真で見る私たちの大島 ◎ はじめに ー第1章ー 台風直撃? 出発前のエトセトラ ー第2章ー のんびり4時間半、大型客船の旅 ◎ 海を楽しむための必須アイテム ー第3章ー ラーメン・餃子・炒飯、そしてウミガメ ー第4章ー 大島の温泉と食。君は何レンジャー? ◎ お土産カタログ ー第5章ー シュノーケリングの味わい ◎ぺけ風座談 反省点はハプニング不足!? ー第6章ー ドタバタでいこう ◎ 編集後記 === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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【2冊セット】ロイヤル日記・NIKKI NIKI【著者サイン本】(著:佐々木里菜)
¥2,090
“大人になってうれしいことは、好きなときに好きな人とファミリーレストランに行けること。” 『ロイヤル日記』は、写真家・佐々木里菜さんによる日記本。タイトルの通り、ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」に行った日の日記を集めたZINEです。 家族と、たまに会う友人と……。ささやかでたしかな幸せの気配に満ち溢れた一冊。 『ロイヤル日記』の制作時期に書かれた日記をまとめたミニミニ日記本『NIKKI NIKI』とのセット販売でお届けします。 (ロイヤル日記:2024年12月刊行/B6判/48ページ) (NIKKI NIKI:2024年12月刊行/A6判/8ページ) 【著者プロフィール】 佐々木里菜 1991年生まれ。宮城県仙台市出身。2019年より商業写真家として活動する傍ら、2022年に『緊急事態宣言下における写真と日記と短歌の壁新聞ZINE』、2022年に『パートタイム・コメット』を自費出版にて発行。 === 『ロイヤル日記』 暑すぎた2024年の夏の終わり、『ロイヤル』なファミリーレストランことロイヤルホストに行った日だけで構成された日記本。たとえ同じお店でも、一緒に行く人、時間、外の天気、自分の気持ち、食べるもの。それだけで全く違う一日になる。『ロイヤル』に行った日は、長すぎる日記を書いてしまう。大人になってうれしいことは、好きなときに好きな人とファミリーレストランに行けること。今まで誰にも見せられなかった長い日記を7篇収録。 目次 ・2024.08.22 父と母と深夜の仙台根岸店 ・2024.08.27 ベルリンからの友と実家のような中野店 ・2024.09.05 オフィスレディの昼休憩と新宿店 ・2024.09.07 九月七日と銀座インズ店 ・2024.09.16 ステーキといちごのティラミスと駒沢店 ・2024.09.26 閉店アナウンスと木曜夜の神楽坂店 ・2024.09.27 雨のコスモドリアと九段下店 === 『NIKKI NIKI』 2年半ぶりに日記祭への参加を決めた著者は無謀にも「新作日記本3冊同時発売」という目標を掲げてしまう。そういえば前回はどうやって作ったんだっけ? と思い自分の日記を探すが見当たらない。書いていなかったのだ。「とにかくつらかった」ということしか覚えていない。今回はそうはさせない。未来の自分のために。そして、これから日記本を作る・作りたいと思っているすべての人のために。 日記祭にエントリーした夜から11月下旬までの短い日記をぽつぽつと収録した手作りの日記本です。 (著者公式オンラインストアより) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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Between Timid and Timbuktu / ティミッドとティンブクツーのあいだ【著者サイン本】(著:佐々木里菜)
¥1,210
「”臆病”と”ここから遠く離れた場所”のあいだにあるのはすべて”時間”である」という意味のタイトル(Between Timid and Timbuktu)が付けられた本作は、著者が何よりも苦手で苦痛としている「引越し」という作業に8年ぶりに向き合う場面から始まる日記本。 「引越しの最中」そのものではなく前後を書くことで時間の「あいだ」を浮かび上がらせる、実験的な一冊です。 【著者プロフィール】 佐々木里菜 1991年生まれ。宮城県仙台市出身。2019年より商業写真家として活動する傍ら、2022年に『緊急事態宣言下における写真と日記と短歌の壁新聞ZINE』、2022年に『パートタイム・コメット』を自費出版にて発行。 (2024年12月刊行/A6判/50ページ) === 『Between Timid and Timbuktu / ティミッドとティンブクツーのあいだ』 引越しの最中を「ジェットコースターに乗っている場面」とするならば、この本は「ジェットコースターに乗るまでの階段を昇っている最中」と「ジェットコースターから降りて売店のベンチでアイスクリームを食べながらジェットコースターを眺めている」場面の描写しかなく、肝心の「引越しの最中」は描かれていない。日々の積み重ねで完成するはずの日記本の中に「時間の不在」が存在する。 そのとき感じた色んな事・見た景色・忘れたくないことすべてを覚えていたいのにいつのまにかすべて忘れてしまう佐々木による、前作『パートタイム・コメット(※300部刊行後、絶版)』の純粋な続編という立ち位置での本作。 書くのもつくるのも2年半ぶり・完全書き下ろしの日記本はカート・ヴォネガット・ジュニアの『タイタンの妖女』に影響を受け作られた挑戦作。 表紙に描かれた12個の丸と1本の直線、裏表紙に描かれた顔のない猫、すべての事物に等しく存在する「あいだ」という存在はこの本を読み終わった時に ”分かる” つくりになっている。 (著者公式オンラインストアより) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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鮮やかな季節【著者サイン本】(著:僕のマリ)
¥1,400
『常識のない喫茶店』(柏書房)でデビューし、その後もエッセイを刊行し続ける文筆家・僕のマリさんによる大人気の日記ZINEが入荷しました。 『鮮やかな季節』は2023年11月〜2024年10月の日記集。 同著者による日記本『清潔な寝床』『すべてあたたかい海』『実験と回復』も併せてどうぞ! (2024年12月発行/B6判/80ページ) === 素直でまっすぐで好きです、と言ってもらえることが度々ある。わたしは素直でまっすぐで、だからこそたくさんの人を傷つける。いつも文章を書いている時ふと、いままで何人の人を傷つけたんだろうと考える。救った数と傷つけた数、どちらが多いのだろう。そして、自分は何回傷ついたのだろう(六月二十五日) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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実験と回復【著者サイン本】(著:僕のマリ)
¥1,600
『常識のない喫茶店』(柏書房)でデビューし、その後もエッセイを刊行し続ける文筆家・僕のマリさんによる大人気の日記ZINEが入荷しました。 『実験と回復』は2023年4〜9月の日記集。 同著者による日記本『清潔な寝床』『すべてあたたかい海』『鮮やかな季節』も併せてどうぞ! (2023年11月発行/B6判/114ページ) === 思えば、大好きな友だちと待ち合わせるとき、いつも会った瞬間に大笑いしてしまうのはなんでだろう?うれしさとか、照れとか、「変わってないね〜」という親しみとか、そういうものがまぜこぜになって笑ってしまうのだろうか。(九月七日) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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すべてあたたかい海【著者サイン本】(著:僕のマリ)
¥1,200
SOLD OUT
『常識のない喫茶店』(柏書房)でデビューし、その後もエッセイを刊行し続ける文筆家・僕のマリさんによる大人気の日記ZINEが入荷しました。 『すべてあたかかい海』は2023年1〜3月の日記集。心と身体に振り回されながらも、生活と出版に奔走し、春の息吹を感じる日々の記録。 同著者による日記本『清潔な寝床』『実験と回復』『鮮やかな季節』も併せてどうぞ! 「少しずつ春へ向かっているんだなと、夕方の空を見て思う。毎日少しずつ日がのびて、夏至へ向かい、そしてまた日が短くなっていく感じが焦れったくてせつない。一生なんてあっという間なんだろうな、といつも思う。わたしは何を残せるんだろう。(二月十九日)」 (2023年7月発行/B6判/62ページ) ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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清潔な寝床【著者サイン本】(著:僕のマリ)
¥1,500
『常識のない喫茶店』(柏書房)でデビューし、その後もエッセイを刊行し続ける文筆家・僕のマリさんによる大人気の日記ZINEが入荷しました。 『清潔な寝床』は2022年6〜12月の日記集。 同著者による日記本『実験と回復』『すべてあたたかい海』『鮮やかな季節』も併せてどうぞ! (2023年3月発行/B6判/76ページ) === 夜になり、スーパーから帰ってきたパートナーが「喉痛い」と言っていて、きたか……と身構える。前回の風邪のとき、移されてしまったので、今回は寝室を別にして対策していたのに。二人とも、長袖のパジャマで厚着しておでこに冷えピタを貼って寝る。一緒に暮らし始めて最初の、忘れられない誕生日となった。寝る前に抱きしめた身体があつかった。「誕生日おめでとう」と言ったらにっこり笑っていた(七月十七日) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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おゆZINE 創刊号
¥1,200
移住生活で始めた編み物、バイト先で出会った彼や彼女、家族との記憶……。 アニメーション作家・ひらのりょうさん、映像監督・松本壮史、劇作家・三浦直之さん、編集者・稲泉広平さんの4名による随想集。 タイトル通り、お湯に浸かっているように力を抜いて読めるZINE。けれど内容は決して軽くはなく、群像劇を見終わったときのような読後感を味わえます。 (2024年5月発行/B6判/94ページ) ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに【著者サイン本】(著:小沼理)
¥1,320
SOLD OUT
小沼理さんによる、「日記」についてのエッセイをまとめたZINE。 個人的な日記を書き、それを本にして売ることはどのような意味を持つのか。その行為の先には何があるのか。 10編のエッセイに加え、飯田エリカさん、僕のマリさん、星野文月さんとの日記にまつわる対談も収録されています。 「日記が続かない」という人にもぜひ勧めたい本です。 (2023年刊行/84ページ) <著者プロフィール> 小沼理(おぬま・おさむ) 文筆家(ライター、編集者も)。1992年富山県生まれ。著書に『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』(タバブックス)、『共感と距離感の練習』(柏書房)、編著に『みんなどうやって書いてるの? 10代からの文章レッスン』(河出書房新社)。
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てんしのけはい【著者サイン本】(著:小沼理)
¥990
SOLD OUT
まるで著者の小沼さんと雑談をしているような気分になる、ゲームブック形式のZINE。 選んだ分岐によって会話の内容が変わるという楽しい読書体験を味わえます。 自分がどんなことを考え、何を感じているのか、思考の整理のために読むのもおすすめです。 === ドリンクバーを頼んで、何度でも雑談しよう。「サイゼリヤで架空の雑談をする」という設定の、ゲームブック形式のZINEです。選択肢によって会話が分岐し、展開が変わっていきます。雑談の内容はホックニーがiPadで描いた絵、天才てれびくん、『ドゥーム・ジェネレーション』、日記を書くこと、『あらゆることは今起こる』、パレスチナ解放デモ、天使たち。 === <著者プロフィール> 小沼理(おぬま・おさむ) 文筆家(ライター、編集者も)。1992年富山県生まれ。著書に『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』(タバブックス)、『共感と距離感の練習』(柏書房)、編著に『みんなどうやって書いてるの? 10代からの文章レッスン』(河出書房新社)。
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なんでそんなこと急に言うん?【著者サイン本】(著:奥村真帆)
¥1,320
「一度しゃべりはじめると止まらない著者がいろんな記憶をあれこれ語るレトロかわいいエッセイ&短歌集です。 書き下ろしエッセイ25篇と各エピソードに関連する短歌84首を収めました。」 (著者noteより) 表紙のかわいらしいイメージそのままの、楽しいおしゃべりを聞いているようなエッセイ&短歌集です。 (2024年12月発行/A6判/242ページ) === 幼い頃の思い出、好きなもの、きらいなもの、得意なこと、苦手なこと、うれしかったこと、切なかったこと、出会った人々、ままならないけれどたまに面白い気もする日常、なんでこうなったんやと自分でもよくわからない人生……。 話したくてうずうずしていたことを好き勝手に書き連ねたので、好き勝手に読んでいただけるとうれしいです。 <目次> なんでそんなこと急に言うん?(まえがき)/ミルク色の電車/渚ちゃん/しの先生/夢の国/クリスマス/沈黙のパフェ/蜃気楼のような人たち/防災センター/ダメダメ東大生/二十二年/地獄のホテルバイト/マブダチ/褒め言葉/ヒーロー/推しからのメール/宝くじ/図書館にいる人/急がなくていいですよ/真夏の少年/インタビュー/のど自慢/羽のある子ども/新札事件/深夜一時の猫/路面電車のような人だね(あとがき) <著者プロフィール> 奥村 真帆 富山県富山市出身、沖縄県那覇市在住。書いたり描いたりしています。ポプラ文庫『夜更けのおつまみ』掲載、Webメディア「アイスム」でエッセイ連載。第2回三服文学賞Yohaku賞受賞。新聞歌壇やNHK短歌などの公募で入選・掲載多数 === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません