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好きよ、トウモロコシ。【著者サイン本/限定特典付き】(著:中前結花)
¥1,650
【著者サイン本/オリジナル栞付き】 \\大反響につき3刷決定&累計1万部突破!// 「読み終えてタイトルの意味がわかった瞬間に涙」「なつかしい記憶がよみがえる」 SNSで大反響! 書店員からも熱い推薦コメントが続々。 心の機微やノスタルジーを繊細に描く文章に定評があり、Webメディアを中心に人気を集めるエッセイスト 中前結花の初エッセイ集です。 書き下ろしを含む全14編を収録。装画、挿絵は、イラストレーターの北村人。 ※帯のデザインが写真と異なる可能性がございます === ▼たくさんの推薦コメントが届いています! ともだちになりたいような本、ここにありますよ。 (糸井重里さん) たまご雑炊をレンゲで少しずつ口に運んでるかのような一話一話の味わい。僕の大好物です。 (麒麟・川島明さん) 嬉しかったことも、悲しかったことも、この本には中前さんの大切な思い出が詰まっている。ページをめくるたびに、自分も誰かに大切にされた記憶や、誰かを想う気持ちがよみがえる。この世界はわたしの想像よりもずっと優しいのかもしれない――そんな思いに包まれていく。 (本屋とほん 砂川昌広さん) どこを掘っても宝物にぶつかるような、ひとつもはずれのないくじを引いているような、そんな贅沢な記憶の庭にわたしたちを連れて行ってくれる。 (本屋イトマイ 鈴木永一さん) すくい上げられたきれいな思い出たちに、小説に出てきそうな魅力的な登場人物。魔法のように紡がれる文章が心地良く、ページをめくり中前さんたちに何度でも会いに行きたい。こんなエッセイ集に出会えてよかった。 (本のすみか 小林晴奈さん) 中前さんの文章を嫌いになれる人なんていない。どんな心にもストンと入り込み、読み終わった頃には"私、彼女の親友だったっけ?"と錯覚してしまうほど親密な感触が残る。 生きていれば溢れる疑問も切なさも柔らかな覚悟で受け止め、過去と現在を真摯に見つめながら紡がれる言葉が愛おしい。 彼女のかけがえのない物語の数々に呼応して、私自身の、長い間思い出すことのなかった古い出来事、名づけられることのなかった感情が、小さな輝きをたたえて浮かんできます。魔法のような本でした。 (今野書店 水越麻由子さん) 何気ないことを丁寧に掬い上げる中前さんの文章を読むと、ぽっとじんわり暖かい火が灯るような感じがします。端々に誠実な優しさが滲み出ていて、私の心を潤してくれました。 (東京堂書店 吉野江梨子さん) 何気なく過ごしていた日々が、こんなにもきらきらと輝いていたのだと気付かされる一冊。お母さんとのお話はどれも愛おしく、思わずくすっと笑ったり、気づけば自然と涙がこぼれてしまう。きっと誰もが読み終わった後、大切な人に手紙を書きたくなるだろう。 (本屋B&B 中村侑子さん) エッセイって書き手が主人公の作品だと思っていましたが、この本はまるで読み手の私が主人公のように、あの頃がよみがえりました。 (手紙社 城田波穂さん) 物事や人のおもしろさや愛らしさが、安心する温度でそのまま伝わってきます。まっすぐに描かれた日々の喜怒哀楽を、リラックスしながら自分のことのように味わえるエッセイです。 (透明書店 遠井大輔さん) 作りたての回鍋肉を抱えて信号待ちしたことなんてないのに、自分の思い出かのようにあの頃の私を抱きしめたくなりました。 (カクカクブックス 尾関加奈子さん) === <目次> 「ぼく、賛成です」 赤に光る回鍋肉 わたしのタイプライター 踊るほっぺ ミイラの朝 真夜中はヒーロー プールの底で考え中 ここは下北沢 宇宙のカレ ラジオのスター ホワイトアスパラふたつ ベンッ お住まいはどちら? 好きよ、トウモロコシ。 ー 限定特典 ー 本サイトでのご購入で、限定特典のオリジナル栞を一緒にお送りします。
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褒めてくれてもいいんですよ?【著者サイン本/限定特典付き】(著:斉藤ナミ)
¥1,870
【著者サイン本/特典ステッカー付き】 /// 「愛されたい」が私のすべて。自己愛まみれの奮闘記、笑い飛ばしてやってください /// 「人気者になりたい」「愛されたい!」が暴走して失敗だらけの私を「書いて、ネタにして、笑ってもらうこと」だけが救ってくれた。 作家・岸田奈美推薦! 2ちゃんねる・ブログにルーツを持ち、noteが主催する「創作大賞2023」で幻冬舎賞を受賞したSNS時代の新星・斉藤ナミがすべてをさらけ出すデビューエッセイ集。 装画は気鋭のイラストレーター・一乗ひかる氏が担当。 ▼斉藤ナミ プロフィール エッセイスト。「ランドリーボックス」「ねとらぼ」などさまざまなWebメディアでエッセイを執筆。noteが主催する「創作大賞2023」では幻冬舎賞を受賞。本作が初の著書となる。 X(Twitter):@nami5711 ※本商品は著者サイン入りです ※hayaoki books公式オンラインストア特典のステッカー(1枚)付きです ---------------------- 【応援・推薦コメントが続々届いています!】 欲望と欠点、暗さと明るさ。 同時にさらけ出せるのって、 めちゃめちゃすっごいことなんや! (岸田奈美さん/作家/著書「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」他) いきすぎた自己愛ゆえに、慎重で思慮深い。それなのに突如、豪快にアクセルを踏む。そして、また脳内で悶絶する。テンポのいい脳内コメディ劇場を見ているよう。声を出して笑った! (前田高志さん/デザイナー・クリエイティブディレクター/著書「愛されるデザイン」他) 「認められたい。愛されたい」それは子どもから大人まで抱える欲求。だけど、その言葉を素直に言える人はどれだけいるのだろう。それだけ、欲求と向き合うのは怖い。自分も気づいていない本来の自分と向き合うことになるから。 それなのに、著者は、あまりにもまっすぐ正直に、欲求を曝け出す。丸裸に、いや内臓、骨まで見えるほど。一人なら怖いけど、彼女とだったら大丈夫。フフって笑いながら、自分を見つめることができるエッセイ。 (川口真目さん/漫画家/著書「名もなき家事妖怪」他) 「人生で何が起こるのか」は自分次第だ!「友達が欲しい」のピュアな気持ちから日常生活に起こった奇想天外な出来事まで、ここまで面白く言語化されるとは。ナミさんはさすがだなぁ!とドキドキしながら、勝手に友達になりかけている。 (マッシさん/文筆家/著書「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ」他) ある意味では丸裸のエッセイですが これが実は誰もが共感できる。 必ずあなたも「そうそう」とうなずけて 少しだけ今の自分が好きになる本です。 (鳥羽周作さん/料理人、レストラン「sio」オーナー)
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花火と残響【著者サイン本】(著:ササキアイ)
¥1,870
誰にだって、“特別じゃないのに忘れられない夜”がある——。 作家・燃え殻、こだま 絶賛!! 大人になってしまったあなたへ送る、人生の軌跡をほの明るく照らす26編のエッセイたち。 著者:ササキアイ 装画:原倫子 装丁:飯村大樹 ※本商品は著者サイン入りです ---------------------- 【応援・推薦コメントが続々届いています!】 アイさんとおしゃべりしているような気分。 「それでここだけの話さ」って。(燃え殻/作家) 日々の営みや淡い思い出をそっと闇夜に打ち上げるような、綴る悦びに満ちている。(こだま/作家) 自分は何者にもなれなかったと言う人が、こんなにも美しく乾いた文章を書いた。それは彼女が日々を大切に生きてきた証だ。(爪切男/作家) 記憶の中の忘れ物をふいに届けてもらえたような感動。すべてのエピソードをドラマ化したくなりました。(佐藤佐吉/映画監督) スマホはないしニトリもない。何者でもない。そんな何かが満ち足りなかったあの頃をかくも輝かせて見せるのだ。記憶を背負って生きる人間の本能と、日々の生活で磨かれた才能を見た。(高石智一/編集者) ちょっと切なくて、懐かしくて、愛おしい日々。 その残響が、きっと読む人の過去も未来も花火のように照らしてくれる。 心に染みる、ちいさなお守りのようなエッセイたち。(鈴木永一/本屋イトマイ 店主) 人生はいいものなのかもしれないな。 アイさんの本を読んでいたら、なぜかほっとして涙が出た。(渡辺愛知/雑貨と本gururi 店主) 34年間住んだ東京を離れて九州に戻ったのに、こんなことを書かれるとまた青春したくなって帰りたくなるじゃん!(神田裕/本と羊 店主) あなたの声は消えてしまっても、その響きはわたしの中に残り続けてる。 ササキさんの言葉で、思い出した。(熊谷充紘/twililight 店主) 日常は何気ないとは言えないし、ありふれている訳でもない。よくあることだとは言い切れないし、繰り返されるものとも限らない。 私自身もそうだが、本書を読むことによって自分自身の過去を想起する方も多いだろう。その時、日常はありふれている訳ではないし、繰り返されるものでもないと、読者はある種のあたたかさと共に改めて気付くはずだ。 まだ見ぬこれからに不安を添加して想いを馳せるのもいいが、過去をゆったり振り返ることにより、未来に想いを馳せることもできる。 毎日がかけがえのないものだ、そんな気持ちになる一冊。(中川和彦/スタンダードブックストア 店主) ----------------------
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ななしのおばけちゃんと悪い夢【限定特典オリジナルアクリルキーホルダー付き】〈作・絵〉CHIMNEY / 〈文〉中前結花
¥1,870
ー 作品紹介 ー この町のどこかで暮らしている、ななしのおばけちゃん。ある夜ちょっとこわくてふしぎな夢を見て、一生懸命逃げ出しますが、その夢たちの正体は……? 「よくみてみれば わかること。よくみてみないと わからないこと」 造形作家として人気を集めるCHIMNEYが、持ち味である鮮やかな色彩と“ゆるい”キャラクターデザインを活かして生み出した初の絵本作品。 〈作・絵〉CHIMNEY 身につける人の表情をちょっぴりゆるめるようなアクセサリーやオブジェづくりを行う作家。過去には手塚治虫キャラクターやスヌーピーなど著名キャラクターとのコラボレーション実績も多数。「ななしのおばけちゃん」は2015年にキーホルダーとして生まれ、2020年よりフィギュアやイラスト作品としても製作を開始。本作が初の絵本作品となる。 https://chimney.moo.jp 〈文〉中前結花 ライター・エッセイスト。数々の媒体でエッセイを執筆し、人の心の機微やノスタルジーを繊細に描く文章に定評がある。2023年3月、初の書籍「好きよ、トウモロコシ。」を上梓。 ー 限定特典 ー 本サイトでのご購入で、限定特典「ななしのおばけちゃんアクリルキーホルダー」を一緒にお送りします。
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回転ベッドを追いかけて【著者サイン本】(著:ゆなな)
¥2,530
〜ようこそ、昭和ラブホテルの世界へ〜 SNSフォロワー3万人!ウェブメディアやラジオでも話題を呼んだ、昭和ラブホテル愛好家・ゆななの初の著書。 昭和のラブホテルに魅せられ、北海道から沖縄まで全国100軒以上のホテルをめぐってきた4年間の集大成がここに。 魅惑的なラブホのベッドやお風呂、いい昭和ラブホの探し方などを語るコラムの他、ラブホオーナーや巨匠・亜美伊新(あみい・しん)へのインタビュー、23軒を厳選したホテルカタログなど、500点以上の写真と共に送る大充実の全編カラー160ページ! ※本商品は著者サイン入りです <目次> はじめに //第1章// 私が昭和ラブホに目覚めた理由 昭和ラブホの外観3パターン フロントは異世界への入口 回転ベッドだけにあらず。昭和ラブホのベッドを語る 昭和の香りはお風呂に宿る ゴージャス&ノスタルジックなインテリア 好奇心をそそるおもしろ設備たち 昭和ラブホの会計4パターン 消えゆく昭和ラブホは、今 //第2章// オーナーインタビュー | ブルージュ オーナーインタビュー | ファミー 亜美伊新インタビュー //第3章// 一人で行っても大丈夫なの? いい昭和ラブホを見つけるコツ 一人で部屋を満喫する方法 ラブホ巡りの失敗談 ラブホ巡りで育まれたあたたかい関係 //第4章// 厳選23軒 全国昭和ラブホテルカタログ 【番外編】閉業してしまったホテル おわりに <著者プロフィール> ゆなな ほぼ単身で北海道〜沖縄まで日本全国の昭和ラブホテルを巡り、SNS、メディアでの記事執筆、ラジオ出演などを通じてその魅力を発信中。これまで訪ねた昭和ラブホは100軒を超え、昭和ラブホのために生きていると言っても過言ではない。本書が初の著書となる。 Twitter:@yunaaaa_a instagram:@yunaaaa_lovehotel
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真・実話奇譚集 私、一回、死んだのかもしれません(著:富岡蒼介)
¥1,760
エレキコミック(やついいちろう・今立進)と片桐仁によるコントユニット「エレ片」がパーソナリティを務めるTBSラジオ「エレ片のケツビ!」(毎週土曜日25:00〜26:00)。 本番組にリスナーから寄せられた、恐怖体験、不思議体験の数々を、再取材と書き下ろし原稿でまとめた全45本の「真・実話奇譚集」。 心霊譚あり、人怖譚あり、常識では説明のつかない不思議体験あり。 ジャンルレスな恐怖体験が集まった本書収録エピソードの共通点は「すべて実話」であること。 一切の脚色、演出なしの実話奇譚をお楽しみいただけます。 霊能者、霊媒師、悪霊を祓う高僧などは出てきません。 体験者たちはすべて、街に暮らす市井の人々。 収録されたエピソードは、日常と日常の狭間に生じた一瞬の陥穽に陥った彼らが、ふとした瞬間に経験した常識外の出来事ばかり。 あなたも私も、いつこんな目に遭うかわからない、決して他人事ではないことがわかるでしょう。 あなたの隣に潜んでいる、不可思議な世界を存分にお楽しみください。
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回転ベッドを追いかけて【著者サイン本+オリジナルTシャツセット】
¥6,000
オンラインストア限定!書籍「回転ベッドを追いかけて」とオリジナルTシャツのセットです。 ▼「回転ベッドを追いかけて」書籍のみの販売はこちら https://www.hayaokibooks.com/items/72614691 Tシャツはゆったりとしたユニセックスのフリーサイズ。 書籍と併せて昭和ラブホテルの世界観をお楽しみください。 ■商品詳細 Color:Black Print:White Material:綿100% Size:Free(Lサイズ相当) ■サイズ詳細 身丈74,身幅55,肩幅50,袖丈22 (cm) ■注意事項 商品画像はイメージです。実際のものとは若干異なる場合がございます。 お客様がご利用の画面の設定及び特性により、実際のアイテムと比較し色味に若干の誤差が生じる場合がございます。予めご了承ください。
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泳ぐように光る【著者サイン本】(著:ひらいめぐみ)
¥1,540
作家・ひらいめぐみさんの日記&エッセイZINE。 エッセイ本『転職ばっかりうまくなる』が出版され、適応障害になった春。はじめて食中毒を経験した夏、胃腸炎の秋、大腸の内視鏡検査を再びすることになった冬……。不調とともに過ごしながら、書くことに向き合った日々の記録。 『転職ばっかりうまくなる』の執筆をはじめた2023年4月1日から、『ひらめちゃん』の発売を控えた2025年3月31日までの2年間の日記ほか、あとがき、索引を収録しています。 【以下、本文より一部抜粋】 二〇二十三年 四月七日(金) 転職本の原稿の続きを書くが、まったく進まない。 二〇二四年 七月十四日(日) ひろこの命日だったことを思い出さないまま過ごす。だからって、忘れたわけじゃない。生きてたら、こんなに思い出すこともなかったかもしれない、と思うのはひどいことなんだろうか。いないから思い出すほうが、ずいぶんと自分勝手なような気もしてしまう。 二〇二四年 九月六日(金) 在籍している同期と会うたび、ここにいない自分を自覚して、寂しくなる。寂しくなりたくて、会っているのかもしれない。わたしは野心がないけれど、この会社にいたときの同期に会うと、ちょっと頑張ろうという気持ちになる。凪でいたい自分も、波立った海に飛び込みたくなる自分も、きっとどちらも嘘じゃない。 二〇二四年 十二月二十日(土) 準備ができた人から順に検査を始めるとのことで、誰が最初にトイレへ行くのかという緊張感に包まれながら、催すのを待つ。看護師さんがつけてくれたテレビには有村架純ちゃんが出ていて、こんなに可愛く綺麗な人を見ながらひたすら便を出さないといけないのか……と思うと、テレビの向こうがより一層遠い世界に感じられた。 二〇二五年 三月三日(月) 校閲の方からの『ひらめちゃん』の赤字確認、反映。確認済みのゲラを北尾さんへメールで送る。午後から雪。のぞむくんがもらった直火鍋でお米を炊く。歳を重ねることは、好きな硬さでお米を炊けるようになること。のぞむくんを見送る道すがら、契約書をポストに投函。 ------------------------- 〈収録作品〉 日記(2023年4月1日〜2025年3月31日) あとがき 索引 ------------------------- ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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踊るように寝て、眠るように食べる【著者サイン本】(著:ひらいめぐみ)
¥1,320
作家・ひらいめぐみさんの日記&エッセイZINE。 2022年10月31日から2023年3月31日までの日記と、その日記に登場した「もの」や「こと」をテーマに書き下ろしたエッセイ6篇を収録。 チャーミングでユニークな視点が光る一冊です。 (2025年4月第四刷発行/A6判/134ページ) * 【以下、本文より一部抜粋】 十一月二十日(日) ダンダダンの麻婆豆腐がすっごくおいしくて、おもわず心の中に味をメモした。「麻婆豆腐」って、字だけ見るとなんかこわい。縦方向の線と横方向の線がごちゃごちゃってなってて、めちゃくちゃ荒れてる手相みたいだ。 一月二十九日(日) 花束を抱えて歩いて帰るのがすきだ。わけもなく、じんわりとうれしくなるから。右手には花束を抱え、左手にはスーパーの袋を下げ、住宅街の中を歩く。風もなく、穏やかな夜。ふと空を見上げると、ほぼ真上に月が浮かんでいた。自分がいなくなったら、このなんでもない時間ごと、なくなってしまうんだな、と思うと、ふいにさみしくなる。喜怒哀楽だけじゃない、穏やかで凪の感情を抱いているときのわたしを、誰かが覚えてくれるのだろうか。 二月一日(水) お店を出ると、のぞむくんが「あの人風鈴好きそうな人だね」と言い「風鈴好きそうな人?」と聞き返すと、「風鈴」ではなく「古着」だった。そうだよね、風鈴好きそうな人ってなかなかいないよね、と自分の聞き間違いにげらげらしながら近くの郵便局へ寄ると、なんとほんとうに風鈴が好きそうな人がいた。 三月十二日(日) 電車を乗り継ぎ、つくば駅へ。えもさんとこうめいさんと、夜ごはんを食べに行く。うれしい話、ここだけの話。帰りはお母さんに駅まで迎えに来てもらい、帰宅。お酒を少し飲んだせいか、少しだけお腹が空いてると言うと、「カレーあるよ」との耳寄り情報が入る。実家を出て以来、たまに帰っても「せっかくだから」と晩ごはんはスーパーのお寿司だったり、お正月だからとお雑煮だったりするので、「もう、お母さんが作るカレーを食べられることはないかもしれないな」と少し前に寂しく思っていたばかりだった。普通に食べられた。うれしい。ふかふかの布団で眠る。 ------------------------- 〈収録作品〉 日記(2022年11月1日〜2023年3月31日) 名付け親 果物一軍選手権 旨みは横に増さない 日本に初めて来た日 変わらない 饒舌な生きもの あとがき ------------------------- ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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VINYL BOOK vol.1
¥1,100
ネイルとサブカルの自主制作マガジン『VINYL BOOKS』創刊号! ポストカード、ステッカー付きです。 === ”ビニ本”から着想を得た『VINYL BOOKS』というタイトルは、「人前ではちょっと開きにくい」ことを示しています。 その名の通り、エロやタブーを題材にしたちょっぴりセクシーで不謹慎なファッションPHOTOとネイルアートのページが中心となり構成されています。 かつて”自販機本”と呼ばれる成人向け雑誌が存在しており、一定のセクシー要素が掲載されていたら他は何をやってもいいという風潮だったそうです。 そのため”自販機本”はカウンターカルチャーの性質が色濃く、マニア向けのカルトムービーや音楽、漫画やイリーガルなドラッグ特集など、アンダーグラウンドな若者文化の一端を担うという一面がありました。その”自販機本”を衰退させたのが"ビニ本"と呼ばれる過激な成人向け雑誌でした。 そんなキケンなムードをバックグラウンドに制作された『VINYL BOOKS』。どんな悪ふざけが隠されているか?ぜひ探してみてください。 パッケージのビニールの色のチョイスはお楽しみに! === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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eNNE
¥1,100
広告・雑誌・アーティストのスタイリストとして活躍する馳尾潤子が発起人となって、日本のファッションやカルチャーを少しユニークな視点で見つめ直すインディペンデントマガジン。 タイトルの「エン」には、日本を象徴する「円(まる)」のかたちと、人や文化をつなぐ「縁(えん)」という意味が。 創刊号のテーマは「結ぶ」。内容は日本のファッションブランドのみで「結ぶ」をテーマにスタイリングしたファッションシューティングや、結び目看板スナップ、結ぶコラムなど。 巻頭は女優・モデルとして活躍する高橋愛の発案で、銚子電鉄が走るキャベツ畑の中で撮影を敢行。ここでしか見られない高橋愛が盛りだくさん! ちょっとヘンテコなFashion culture zineをお届けします。 === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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SIDE STEP 〜30代のかろやかパスポート〜
¥2,000
文学フリマ東京40で早々に売り切れ話題となった、足取りをかろやかにするZINE『SIDE STEP』が入荷しました。 きちんと、まじめに、正しくーー。 そんな日々を過ごしていると、知らず知らずのうちに、気持ちがちょっと窮屈になっていることがある。 正しさに傾きすぎた世界から、少しだけ身をひねって、ウキウキするほうへ、すこし心が跳ねるほうへ。 理屈よりも直感を。 うまくやるよりも、ウキウキするほうを選んでみる。 もうすぐ30歳の私たちや、同世代を生きるみんなは、この先の未来をどうまなざしているのか。 大人になってから、どうやって仲良くなるんだろうか? 漫画・エッセイ・短歌・ワークショップ・日記・対談からなる、多様なコンテンツを「気分」と「友達」の2つに分けて、ハッピードリブンな言葉をお届けします。 周囲の期待や「こうあるべき」を、ひょいっとかわして、思いがけないワクワクに出会い、「正しさのすぐ隣」へとんでいけますように。 (2025年5月刊行/128ページ) 【コンテンツ】 ◾️マンガ 中村太一 ◾️エッセイ 安里和哲 伊藤紺 GAMEBOYZ 汐見はる 田中青紗 玉置周啓 葉山莉子 福富優樹(Homecomings) むらやまあき 柔らか仕上げのフクダウニー ◾️短歌 ねむけ ◾️ワークショップ 永井玲衣 (敬称略) 編集・企画・発行 岡崎睦 野路学 デザイン 千葉陸矢 nasukon 佐藤舞香 イラスト おおはしたくま 印刷・製本 篠原紙工 造本設計 篠原慶丞 竹内翔海
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死んでないけど走馬灯
¥1,500
会社員兼ライターのしりひとみさんの呼びかけで集まった、豪華執筆陣による走馬灯エッセイアンソロジーが入荷! 文学フリマ東京40でも話題となった一冊です。 (2025年5月刊行/B6版/136ページ) === 死にたくないけど、走馬灯だけ見たい。 以下の執筆陣が考える「自分の走馬灯に出るであろうエピソード」を一冊にまとめた渾身のZINEです。 ▼執筆陣(敬称略) 尾崎世界観(クリープハイプ) 玉置周啓(MONO NO AWARE) 岡田悠 檜原洋平(ママタルト) ものすごい愛 ホリコシ(ナユタ) スイスイ バイク川崎バイク ナツイ しりひとみ
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LOCKET 第6号 〈SUKI ISSUE〉
¥2,200
毎号ユニークなテーマで世界を切り取る、独立系旅雑誌『LOCKET』。第6号は、旅人のための「スキー」特集。イラン、トルコ、ノルウェー、韓国、台湾……。一緒に旅をしているような臨場感たっぷりの一冊です。 (2023年10月発行/B5変型判/160ページ) (以下、公式サイトより) 世界地図から空白部が消え、「秘境はなくなった」といわれてもなお、銀白部が存在します。白銀の世界に目を凝らせば、未知の国では普遍のスキーが見つかり、見知った国では未知が広がっていました。 イランとトルコで滑り、ノルウェーと韓国で歴史を遡り、台湾で廃墟を探します。久栖博季、石川直樹、マイク・エーブルソン、金本凜太朗、久保康友ほか豪華面々に協力いただきました。 今号もオフセット印刷は長野県松本市の藤原印刷による美しい「心刷」です。さらに一部ページは石川県金沢市の石引パブリックで自らリソグラフ印刷。 真っ当でいてオルタナティブなインディペンデントマガジンから、新たな視点を問いかけます。 ●編集発行人 内田洋介(編集・文・写真) ●デザイナー 大谷友之祐(Yunosuke) ●発行元 EDIT BY BODY 001 定年退職発、 マクドナルド経由、雪山行き 004 CONTENTS 006 鳥になりたかった!(久栖博季) 008 極地の移動手段(石川直樹) 010 イラン/ペルシャ雪を誰も知らない 034 イランからの手紙 036 トルコ/アナトリアのB面 060 体験を創造するスキーチェア(マイク・エーブルソン) 064 暇を持て余した神々の遊び 066 ノルウェー/原始のスキーヤー(塗木拓朗) 076 韓国/雪を駆けた馬 081 スキーヤーの肖像(宮村真一) 097 唄い踊るスキー、日本伝来の地で(高田民謡保存会) 102 猪熊弦一郎を見上げて(井上奈奈) 104 猪谷六合雄と汽水空港(モリテツヤ) 108 中谷宇吉郎の雪跡 116 台湾/南国にとけたスキー場(堤 大樹) 126 地球の滑り方 カザフスタン(稲村航平) 129 或るゲレンデ(金本凜太朗) 145 背骨の旅人 第6回 久保康友 152 INFORMATION 153 いまではないいつか 第2回 トルコ 160 まちがいさがし スキー篇(町田ヒロチカ) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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LOCKET 第7号〈CINEMA ISSUE〉
¥2,200
毎号ユニークなテーマで世界を切り取る、独立系旅雑誌『LOCKET』。第7号のテーマは「映画館」。リソグラフポスター付き、美しい写真も魅力の豪華な一冊です! (2025年4月発行/111ページ) (以下、公式サイトより) 荒野はきっとここにある──明滅する世界を彷徨うように映画館を旅しました。インドでもっとも豪華な映画館から、建築の巨匠ゆかりの映画館へ。写真家はルーマニアで美しい瞬間を瞳に焼きつけ、ウクライナで爆発音に耳をすませます。 石川直樹、奥山大史、佐々木美佳、済東鉄腸、上川周作、フー・ティエンユー、児玉浩宜、塚田ゆうたなど豪華面々も登場。今号もオフセット印刷は長野県松本市の藤原印刷による「心刷」です。第3号以来のコデックス装がカムバック。創刊10周年を記念してリソグラフポスターも投げ込みます。 真っ当でいてオルタナティブなインディペンデントマガジンが、いまここから荒野へいざないます。 ◉編集発行人|内田洋介(編集・文・写真) ◉デザイナー|大谷友之祐(Yunosuke) ◉発行元|EDIT BY BODY ◉印刷|藤原印刷 <目次> ◉インド/ピンクシティに見る夢(土田 凌*表紙撮影) ◉インド/ル・コルビュジエが見た夢 ◉ルーマニア/おとぎの国のヴィクトリア(塩川雄也) ◉ジョージア/この国で、この部屋で、この映画で ◉トルコ/瞬きのアナトリア ◉ウクライナ/映画館が閉ざされた街で(児玉浩宜) ◉ボリウッドの東で喜怒哀楽(佐々木美佳) ◉追憶の映画館(アイザワディーン) ◉精神の荒野はどこにある(済東鉄腸) ◉ある男、映画館にて(上川周作) ◉ようこそようこそ映画館へ(jig theater、金星シネマ) ◉まちがいさがし 映画館篇(町田ヒロチカ) ◉隣の国の映画館(フー・ティエンユー) ◉ロケットペンダントの中には #1 ◉旅を書く(鈴木優香、中道智大、石川直樹) ◉背骨の旅人 #7(奥山大史) ◉いまではないいつか #3 ハワイ ◉雑誌発、ZINE経由、漫画行(塚田ゆうた) ◉創刊10周年記念投げ込みリソグラフポスター(Yunosuke) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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ドロップぽろぽろ【著者サイン本】(著:中前結花)
¥1,430
デビューエッセイ集『好きよ、トウモロコシ。』(hayaoki books)が大好評の、中前結花さんのエッセイZINE。 「涙の記憶」をテーマにしたやさしくてあたたかい11編を収録。著者サイン入りです。 (2024年12月発行/B6判/187ページ) === 初の単著『好きよ、トウモロコシ。』(hayaoki books)以来の書籍化。初の私家版エッセイ集です。 過去の作品に大胆に加筆し仕上げたもの5編と、書き下ろし6編を収録。 「ぽろぽろこぼした涙の記憶」をテーマにしていますが、ちっとも悲しい本ではありません。 大真面目だけど、ちょっとおかしく、ちょっと切ない。大人のあなたにこそ読んでほしい1冊です。 (著者noteより) === 『好きよ、トウモロコシ。』はこちら▶︎ https://www.hayaokibooks.com/items/91243513 ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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青い靴をはいて歩く(著:関根愛)
¥1,700
そこにいるとおしえてーーー ーーーーわたしはここにいる これは、あなたが生まれてから今日まで履いてきた8つの靴を巡る、わたしの物語 2023年末からZINE制作を始め、エッセイや旅行記などを刊行してきた関根愛(せきねめぐみ)さんの5冊目(単独では4冊目)の作品。初の実話をもとにした創作短編集です。 これは、あなたが生まれてから今日まで履いてきた8つの靴を巡る、わたしの物語 (2025年5月刊行/B6判/138ページ) === <もくじ> 羽根のはえた靴・・・・・・・ファーストシューズ/赤んぼうのころ 花びらをかぞえる靴・・・・・下のきょうだいとおそろいの靴/ようちえんのころ ボスの靴・・・・・・・・・・おもちゃみたいなミュール/小学生のころ 幸運の靴・・・・・・・・・・ウエスタンブーツ/高校生のころ ハワイからきた靴・・・・・・流行りのムートンブーツ/大学生のころ 背伸びの靴・・・・・・・・・厚いヒールの靴/芝居をしていたころ 深夜を走る靴・・・・・・・・ぶかぶかの古着の靴/とても貧乏だったころ ⻘い靴・・・・・・・・・・・あなたを前へ運ぶ靴 【著者プロフィール】 関根 愛(せきね めぐみ) 文筆家、映像作家。これまでZINE『やさしいせかい』(エッセイ/4刷)、『ひとりでいく』(旅行記/3刷) 『憶えている人vol.1』(不定期刊行シリーズ/2刷)、『ある回復の記録』(日記集)を刊行。他に、ひとりでご飯をたべる人々を撮影したインスタレーション作品『ひとりで食べる/Eat Alone』(2022)、全国各地の高齢女性のライフヒストリーを記録する動画シリーズ『ばあばのおだいどこから』(2023〜)など。上智大学英語学科在学中より役者として十年間活動。 === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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ひとりでいく(著:関根愛)
¥1,400
SOLD OUT
俳優、映像制作、文筆など多彩なフィールドで活動する関根愛さんが綴る「旅」の記録。 南伊豆、尾道、奄美大島、京都、大阪、神戸、博多、うきは、久留米。 装丁の雰囲気そのままの、やさしい読み心地のZINEです。 (2024年5月発行/196ページ) === 今ここにあるものと、もうここにはないものが、互いの場所から、互いを思い、支えあって生きる。 ひとりでいるときほど、ひとりじゃないと感じる。 南伊豆、尾道、奄美大島、京都、大阪、神戸、博多、うきは、久留米ーーー。 パンデミックが明けはじめたころから、さまざまな土地を歩き、日記を綴った。 巡る心をすみかとして、すべてはかたちを変えてつづいていくと、知った。 === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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やさしいせかい(著:関根愛)
¥1,300
やさしさとはなんだろう。ほんとうにやさしいとは、どういうことだろう。 著者の関根愛さんが、これまでに出会ってきた人、その人のやさしさについて綴ったエッセイ集。 ▼こちらも合わせてご覧ください 『やさしいせかい』製作背景と今 https://note.com/sekinemegumi/n/nd4734eb97ee4 (2024年7月発行/107ページ) === 愛がひっくり返ったまま生きて死ぬ生き方と ひっくり返らないようふところに温めて ふるえながら生きていこうとするのと 私には、どちらかえらべるだろうか やさしさとはなんだろう。ほんとうにやさしいとは、どういうことだろう。やさしかったせかいの記憶と、やさしくできなかったせかいがほんとうはどんなせかいでありたかったのかの告白をのこしておくために書き下ろした31の掌篇。 (著者公式オンラインストアより) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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憶えている人(著:関根愛)
¥1,400
たとえば、かつての恋人やクラスメイトのように、長く濃い時間を共有するような関係ではなくとも。お互いのプライベートを深く知るような間柄ではなくとも。 ほんのわずかな時間を共にしただけの間柄が、忘れがたいものになることがあります。 『憶えている人』は、役者として活動する傍ら20年間で33のアルバイトを経験してきた関根愛さんが、これまでバイト先で出会ってきたひとたちについてまとめたZINE。 タイトルの通り、とにかく細かいことまで「本当によく憶えているんだなあ……」と驚くばかりで、関根さんが目の前の人を理解しようと真摯に向き合ってきたことが伝わってきます。 (2024年10月発行/83ページ) === タイトルの通り、シリーズものの書き下ろしエッセイ。 毎回さまざまなくくりで「人」を描いてゆきたいと思っています。 vol.1のテーマは「アルバイト先で出会った人たち」。 20年間で、33個のアルバイトをしました。 その中で出会った、もし出会わなくても人生は変わらないのだろうに、出会わなかったらと考えると人生が味気ないものに感じられてくる人たちのことを書いた、13篇を収録しています。 (著者noteより) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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大島ZINE
¥1,000
「東京竹芝客船ターミナルから出る大島行きの午前のジェット船に乗ろうという計画で、同じターミナルから出る大型客船なら6時間がかかるところ、こぢんまりとしたジェット船は飛行機のエンジンを搭載していて大島まで1時間45分しかかからないのだという。 つまり、朝のジェット船で大島に向かえば、船上でビールを飲んで、昼には島のエメラルドブルーの海岸で一泳ぎできるという、普段リモートワークと家事だけで1日中家から出ない人間にとっては夢のような計画だ。」(本文より) 学生時代からの友人5人で大島へ「おとなの海水浴」に。その模様を一冊にまとめたZINE。 ほとんどのページにイラスト/手描きツッコミが入っている見応えたっぷりの本です。読むと友人を誘って海に行きたくなります。 (2025年1月刊行/B6判/108ページ) === <目次> ◎ 大島マップ ◎ 登場人物 ◎ 写真で見る私たちの大島 ◎ はじめに ー第1章ー 台風直撃? 出発前のエトセトラ ー第2章ー のんびり4時間半、大型客船の旅 ◎ 海を楽しむための必須アイテム ー第3章ー ラーメン・餃子・炒飯、そしてウミガメ ー第4章ー 大島の温泉と食。君は何レンジャー? ◎ お土産カタログ ー第5章ー シュノーケリングの味わい ◎ぺけ風座談 反省点はハプニング不足!? ー第6章ー ドタバタでいこう ◎ 編集後記 === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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【2冊セット】ロイヤル日記・NIKKI NIKI【著者サイン本】(著:佐々木里菜)
¥2,090
“大人になってうれしいことは、好きなときに好きな人とファミリーレストランに行けること。” 『ロイヤル日記』は、写真家・佐々木里菜さんによる日記本。タイトルの通り、ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」に行った日の日記を集めたZINEです。 家族と、たまに会う友人と……。ささやかでたしかな幸せの気配に満ち溢れた一冊。 『ロイヤル日記』の制作時期に書かれた日記をまとめたミニミニ日記本『NIKKI NIKI』とのセット販売でお届けします。 (ロイヤル日記:2024年12月刊行/B6判/48ページ) (NIKKI NIKI:2024年12月刊行/A6判/8ページ) 【著者プロフィール】 佐々木里菜 1991年生まれ。宮城県仙台市出身。2019年より商業写真家として活動する傍ら、2022年に『緊急事態宣言下における写真と日記と短歌の壁新聞ZINE』、2022年に『パートタイム・コメット』を自費出版にて発行。 === 『ロイヤル日記』 暑すぎた2024年の夏の終わり、『ロイヤル』なファミリーレストランことロイヤルホストに行った日だけで構成された日記本。たとえ同じお店でも、一緒に行く人、時間、外の天気、自分の気持ち、食べるもの。それだけで全く違う一日になる。『ロイヤル』に行った日は、長すぎる日記を書いてしまう。大人になってうれしいことは、好きなときに好きな人とファミリーレストランに行けること。今まで誰にも見せられなかった長い日記を7篇収録。 目次 ・2024.08.22 父と母と深夜の仙台根岸店 ・2024.08.27 ベルリンからの友と実家のような中野店 ・2024.09.05 オフィスレディの昼休憩と新宿店 ・2024.09.07 九月七日と銀座インズ店 ・2024.09.16 ステーキといちごのティラミスと駒沢店 ・2024.09.26 閉店アナウンスと木曜夜の神楽坂店 ・2024.09.27 雨のコスモドリアと九段下店 === 『NIKKI NIKI』 2年半ぶりに日記祭への参加を決めた著者は無謀にも「新作日記本3冊同時発売」という目標を掲げてしまう。そういえば前回はどうやって作ったんだっけ? と思い自分の日記を探すが見当たらない。書いていなかったのだ。「とにかくつらかった」ということしか覚えていない。今回はそうはさせない。未来の自分のために。そして、これから日記本を作る・作りたいと思っているすべての人のために。 日記祭にエントリーした夜から11月下旬までの短い日記をぽつぽつと収録した手作りの日記本です。 (著者公式オンラインストアより) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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Between Timid and Timbuktu / ティミッドとティンブクツーのあいだ【著者サイン本】(著:佐々木里菜)
¥1,210
「”臆病”と”ここから遠く離れた場所”のあいだにあるのはすべて”時間”である」という意味のタイトル(Between Timid and Timbuktu)が付けられた本作は、著者が何よりも苦手で苦痛としている「引越し」という作業に8年ぶりに向き合う場面から始まる日記本。 「引越しの最中」そのものではなく前後を書くことで時間の「あいだ」を浮かび上がらせる、実験的な一冊です。 【著者プロフィール】 佐々木里菜 1991年生まれ。宮城県仙台市出身。2019年より商業写真家として活動する傍ら、2022年に『緊急事態宣言下における写真と日記と短歌の壁新聞ZINE』、2022年に『パートタイム・コメット』を自費出版にて発行。 (2024年12月刊行/A6判/50ページ) === 『Between Timid and Timbuktu / ティミッドとティンブクツーのあいだ』 引越しの最中を「ジェットコースターに乗っている場面」とするならば、この本は「ジェットコースターに乗るまでの階段を昇っている最中」と「ジェットコースターから降りて売店のベンチでアイスクリームを食べながらジェットコースターを眺めている」場面の描写しかなく、肝心の「引越しの最中」は描かれていない。日々の積み重ねで完成するはずの日記本の中に「時間の不在」が存在する。 そのとき感じた色んな事・見た景色・忘れたくないことすべてを覚えていたいのにいつのまにかすべて忘れてしまう佐々木による、前作『パートタイム・コメット(※300部刊行後、絶版)』の純粋な続編という立ち位置での本作。 書くのもつくるのも2年半ぶり・完全書き下ろしの日記本はカート・ヴォネガット・ジュニアの『タイタンの妖女』に影響を受け作られた挑戦作。 表紙に描かれた12個の丸と1本の直線、裏表紙に描かれた顔のない猫、すべての事物に等しく存在する「あいだ」という存在はこの本を読み終わった時に ”分かる” つくりになっている。 (著者公式オンラインストアより) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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鮮やかな季節【著者サイン本】(著:僕のマリ)
¥1,400
『常識のない喫茶店』(柏書房)でデビューし、その後もエッセイを刊行し続ける文筆家・僕のマリさんによる大人気の日記ZINEが入荷しました。 『鮮やかな季節』は2023年11月〜2024年10月の日記集。 同著者による日記本『清潔な寝床』『すべてあたたかい海』『実験と回復』も併せてどうぞ! (2024年12月発行/B6判/80ページ) === 素直でまっすぐで好きです、と言ってもらえることが度々ある。わたしは素直でまっすぐで、だからこそたくさんの人を傷つける。いつも文章を書いている時ふと、いままで何人の人を傷つけたんだろうと考える。救った数と傷つけた数、どちらが多いのだろう。そして、自分は何回傷ついたのだろう(六月二十五日) === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません