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ぼちぼち【著者サインカード付き】
¥2,200
文筆家・ラジオパーソナリティとして活躍する藤岡みなみさんによる、生活密着面白小ネタ約270本集。 おもわず笑ってしまうエピソードがぎっしり、大ボリュームの一冊です。 (2025年6月刊刊行/四六判/324ページ) === あとから考えれば、人生のリアリティはそのままでは忘れてしまう、些細な断片に宿っている。そうした〈ちょっとした話〉を10年分書き留めた、分厚いエピソードトーク集。確かなよろこびや不思議、些細すぎて言葉にはできない感情に溢れている。 【内容】 *著者ウェブサイトより ページを開くと勝手に話しかけてくる! 10年分の雑談をまとめた“読むラジオ” はるか昔「人気DJランキング」AM部門第1位を獲得したこともある著者による、大ボリュームの小ネタ集。 1分でニヤリとできる、どうでもいいのになぜか聴きたくなるエピソードトークの秘訣がここに(あるといいな)。 寝る前、トイレの中、入院時、通勤中など、生活のそばに置いてただ笑ってほしいだけの本です。 装画イラスト・題字は『夏がとまらない』『大丈夫マン』の藤岡拓太郎さん。 マジシャンに間違えられた父/タオルがないのに足湯/めずらしいどんぐりじゃない/豚の睾丸を託された話/オッケーオッケーの人になる/ほじくりにくい苗字/仮面をリクエスト/カニを持ってうろつく/マンドリルの顔をまじまじ見る/普通の秘伝のタレ/お坊さんの愚痴/茶色いピクニック/人面魚を見つける……などエピソードトーク約270本を収録。 ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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泳ぐように光る【著者サイン本】(著:ひらいめぐみ)
¥1,540
作家・ひらいめぐみさんの日記&エッセイZINE。 エッセイ本『転職ばっかりうまくなる』が出版され、適応障害になった春。はじめて食中毒を経験した夏、胃腸炎の秋、大腸の内視鏡検査を再びすることになった冬……。不調とともに過ごしながら、書くことに向き合った日々の記録。 『転職ばっかりうまくなる』の執筆をはじめた2023年4月1日から、『ひらめちゃん』の発売を控えた2025年3月31日までの2年間の日記ほか、あとがき、索引を収録しています。 【以下、本文より一部抜粋】 二〇二十三年 四月七日(金) 転職本の原稿の続きを書くが、まったく進まない。 二〇二四年 七月十四日(日) ひろこの命日だったことを思い出さないまま過ごす。だからって、忘れたわけじゃない。生きてたら、こんなに思い出すこともなかったかもしれない、と思うのはひどいことなんだろうか。いないから思い出すほうが、ずいぶんと自分勝手なような気もしてしまう。 二〇二四年 九月六日(金) 在籍している同期と会うたび、ここにいない自分を自覚して、寂しくなる。寂しくなりたくて、会っているのかもしれない。わたしは野心がないけれど、この会社にいたときの同期に会うと、ちょっと頑張ろうという気持ちになる。凪でいたい自分も、波立った海に飛び込みたくなる自分も、きっとどちらも嘘じゃない。 二〇二四年 十二月二十日(土) 準備ができた人から順に検査を始めるとのことで、誰が最初にトイレへ行くのかという緊張感に包まれながら、催すのを待つ。看護師さんがつけてくれたテレビには有村架純ちゃんが出ていて、こんなに可愛く綺麗な人を見ながらひたすら便を出さないといけないのか……と思うと、テレビの向こうがより一層遠い世界に感じられた。 二〇二五年 三月三日(月) 校閲の方からの『ひらめちゃん』の赤字確認、反映。確認済みのゲラを北尾さんへメールで送る。午後から雪。のぞむくんがもらった直火鍋でお米を炊く。歳を重ねることは、好きな硬さでお米を炊けるようになること。のぞむくんを見送る道すがら、契約書をポストに投函。 ------------------------- 〈収録作品〉 日記(2023年4月1日〜2025年3月31日) あとがき 索引 ------------------------- ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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踊るように寝て、眠るように食べる【著者サイン本】(著:ひらいめぐみ)
¥1,320
作家・ひらいめぐみさんの日記&エッセイZINE。 2022年10月31日から2023年3月31日までの日記と、その日記に登場した「もの」や「こと」をテーマに書き下ろしたエッセイ6篇を収録。 チャーミングでユニークな視点が光る一冊です。 (2025年4月第四刷発行/A6判/134ページ) * 【以下、本文より一部抜粋】 十一月二十日(日) ダンダダンの麻婆豆腐がすっごくおいしくて、おもわず心の中に味をメモした。「麻婆豆腐」って、字だけ見るとなんかこわい。縦方向の線と横方向の線がごちゃごちゃってなってて、めちゃくちゃ荒れてる手相みたいだ。 一月二十九日(日) 花束を抱えて歩いて帰るのがすきだ。わけもなく、じんわりとうれしくなるから。右手には花束を抱え、左手にはスーパーの袋を下げ、住宅街の中を歩く。風もなく、穏やかな夜。ふと空を見上げると、ほぼ真上に月が浮かんでいた。自分がいなくなったら、このなんでもない時間ごと、なくなってしまうんだな、と思うと、ふいにさみしくなる。喜怒哀楽だけじゃない、穏やかで凪の感情を抱いているときのわたしを、誰かが覚えてくれるのだろうか。 二月一日(水) お店を出ると、のぞむくんが「あの人風鈴好きそうな人だね」と言い「風鈴好きそうな人?」と聞き返すと、「風鈴」ではなく「古着」だった。そうだよね、風鈴好きそうな人ってなかなかいないよね、と自分の聞き間違いにげらげらしながら近くの郵便局へ寄ると、なんとほんとうに風鈴が好きそうな人がいた。 三月十二日(日) 電車を乗り継ぎ、つくば駅へ。えもさんとこうめいさんと、夜ごはんを食べに行く。うれしい話、ここだけの話。帰りはお母さんに駅まで迎えに来てもらい、帰宅。お酒を少し飲んだせいか、少しだけお腹が空いてると言うと、「カレーあるよ」との耳寄り情報が入る。実家を出て以来、たまに帰っても「せっかくだから」と晩ごはんはスーパーのお寿司だったり、お正月だからとお雑煮だったりするので、「もう、お母さんが作るカレーを食べられることはないかもしれないな」と少し前に寂しく思っていたばかりだった。普通に食べられた。うれしい。ふかふかの布団で眠る。 ------------------------- 〈収録作品〉 日記(2022年11月1日〜2023年3月31日) 名付け親 果物一軍選手権 旨みは横に増さない 日本に初めて来た日 変わらない 饒舌な生きもの あとがき ------------------------- ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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VINYL BOOK vol.1
¥1,100
ネイルとサブカルの自主制作マガジン『VINYL BOOKS』創刊号! ポストカード、ステッカー付きです。 === ”ビニ本”から着想を得た『VINYL BOOKS』というタイトルは、「人前ではちょっと開きにくい」ことを示しています。 その名の通り、エロやタブーを題材にしたちょっぴりセクシーで不謹慎なファッションPHOTOとネイルアートのページが中心となり構成されています。 かつて”自販機本”と呼ばれる成人向け雑誌が存在しており、一定のセクシー要素が掲載されていたら他は何をやってもいいという風潮だったそうです。 そのため”自販機本”はカウンターカルチャーの性質が色濃く、マニア向けのカルトムービーや音楽、漫画やイリーガルなドラッグ特集など、アンダーグラウンドな若者文化の一端を担うという一面がありました。その”自販機本”を衰退させたのが"ビニ本"と呼ばれる過激な成人向け雑誌でした。 そんなキケンなムードをバックグラウンドに制作された『VINYL BOOKS』。どんな悪ふざけが隠されているか?ぜひ探してみてください。 パッケージのビニールの色のチョイスはお楽しみに! === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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eNNE
¥1,100
広告・雑誌・アーティストのスタイリストとして活躍する馳尾潤子が発起人となって、日本のファッションやカルチャーを少しユニークな視点で見つめ直すインディペンデントマガジン。 タイトルの「エン」には、日本を象徴する「円(まる)」のかたちと、人や文化をつなぐ「縁(えん)」という意味が。 創刊号のテーマは「結ぶ」。内容は日本のファッションブランドのみで「結ぶ」をテーマにスタイリングしたファッションシューティングや、結び目看板スナップ、結ぶコラムなど。 巻頭は女優・モデルとして活躍する高橋愛の発案で、銚子電鉄が走るキャベツ畑の中で撮影を敢行。ここでしか見られない高橋愛が盛りだくさん! ちょっとヘンテコなFashion culture zineをお届けします。 === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません
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SIDE STEP 〜30代のかろやかパスポート〜
¥2,000
SOLD OUT
文学フリマ東京40で早々に売り切れ話題となった、足取りをかろやかにするZINE『SIDE STEP』が入荷しました。 きちんと、まじめに、正しくーー。 そんな日々を過ごしていると、知らず知らずのうちに、気持ちがちょっと窮屈になっていることがある。 正しさに傾きすぎた世界から、少しだけ身をひねって、ウキウキするほうへ、すこし心が跳ねるほうへ。 理屈よりも直感を。 うまくやるよりも、ウキウキするほうを選んでみる。 もうすぐ30歳の私たちや、同世代を生きるみんなは、この先の未来をどうまなざしているのか。 大人になってから、どうやって仲良くなるんだろうか? 漫画・エッセイ・短歌・ワークショップ・日記・対談からなる、多様なコンテンツを「気分」と「友達」の2つに分けて、ハッピードリブンな言葉をお届けします。 周囲の期待や「こうあるべき」を、ひょいっとかわして、思いがけないワクワクに出会い、「正しさのすぐ隣」へとんでいけますように。 (2025年5月刊行/128ページ) 【コンテンツ】 ◾️マンガ 中村太一 ◾️エッセイ 安里和哲 伊藤紺 GAMEBOYZ 汐見はる 田中青紗 玉置周啓 葉山莉子 福富優樹(Homecomings) むらやまあき 柔らか仕上げのフクダウニー ◾️短歌 ねむけ ◾️ワークショップ 永井玲衣 (敬称略) 編集・企画・発行 岡崎睦 野路学 デザイン 千葉陸矢 nasukon 佐藤舞香 イラスト おおはしたくま 印刷・製本 篠原紙工 造本設計 篠原慶丞 竹内翔海
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死んでないけど走馬灯
¥1,500
会社員兼ライターのしりひとみさんの呼びかけで集まった、豪華執筆陣による走馬灯エッセイアンソロジーが入荷! 文学フリマ東京40でも話題となった一冊です。 (2025年5月刊行/B6版/136ページ) === 死にたくないけど、走馬灯だけ見たい。 以下の執筆陣が考える「自分の走馬灯に出るであろうエピソード」を一冊にまとめた渾身のZINEです。 ▼執筆陣(敬称略) 尾崎世界観(クリープハイプ) 玉置周啓(MONO NO AWARE) 岡田悠 檜原洋平(ママタルト) ものすごい愛 ホリコシ(ナユタ) スイスイ バイク川崎バイク ナツイ しりひとみ
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青い靴をはいて歩く(著:関根愛)
¥1,700
そこにいるとおしえてーーー ーーーーわたしはここにいる これは、あなたが生まれてから今日まで履いてきた8つの靴を巡る、わたしの物語 2023年末からZINE制作を始め、エッセイや旅行記などを刊行してきた関根愛(せきねめぐみ)さんの5冊目(単独では4冊目)の作品。初の実話をもとにした創作短編集です。 これは、あなたが生まれてから今日まで履いてきた8つの靴を巡る、わたしの物語 (2025年5月刊行/B6判/138ページ) === <もくじ> 羽根のはえた靴・・・・・・・ファーストシューズ/赤んぼうのころ 花びらをかぞえる靴・・・・・下のきょうだいとおそろいの靴/ようちえんのころ ボスの靴・・・・・・・・・・おもちゃみたいなミュール/小学生のころ 幸運の靴・・・・・・・・・・ウエスタンブーツ/高校生のころ ハワイからきた靴・・・・・・流行りのムートンブーツ/大学生のころ 背伸びの靴・・・・・・・・・厚いヒールの靴/芝居をしていたころ 深夜を走る靴・・・・・・・・ぶかぶかの古着の靴/とても貧乏だったころ ⻘い靴・・・・・・・・・・・あなたを前へ運ぶ靴 【著者プロフィール】 関根 愛(せきね めぐみ) 文筆家、映像作家。これまでZINE『やさしいせかい』(エッセイ/4刷)、『ひとりでいく』(旅行記/3刷) 『憶えている人vol.1』(不定期刊行シリーズ/2刷)、『ある回復の記録』(日記集)を刊行。他に、ひとりでご飯をたべる人々を撮影したインスタレーション作品『ひとりで食べる/Eat Alone』(2022)、全国各地の高齢女性のライフヒストリーを記録する動画シリーズ『ばあばのおだいどこから』(2023〜)など。上智大学英語学科在学中より役者として十年間活動。 === ※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません