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B面の歌を聞け 4号〈特集:ことばへの扉を開いてくれたもの〉

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作家の太田明日香さんが企画・編集するZINE『B面の歌を聞け』。

世の中の主流をA面として、その裏側にあたる"B面”スピリットを忘れず消費社会をサバイブするためのヒントを提案します。

第4号のテーマは「ことばへの扉を開いてくれたもの」。「自分のことば」を獲得するとはどういうことか、について考えます。

(2024年発行/A5判/36ページ)

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<目次>
インタビュー
・創作とことば 趣味でも仕事でもなく小説を書いて雑誌を作ること るるるるんメンバー(かとうひろみ、UNI、3月クララ)

かとうひろみさん、UNIさん、3月クララさんからなる「るるるるん」は住むところも仕事も違う女性3人による文芸ユニット。大人になってから小説を書き始めたというメンバーの創作と生活について伺いました。

・アートとことば アートを通じて社会をほぐす 谷澤紗和子さんのアートと「ことば」 谷澤紗和子

アーティストの谷澤紗和子さんは、小説家の藤野可織さんと共同制作した「無名」(2016年)や「信仰」(2019年)、詩人の高村光太郎の『智恵子抄』のモデルとして知られる高村智恵子をモチーフにした「はいけい ちえこ さま」(2021年)、「NO」(2020年)や「くそやろう」(2020年)など、「ことば」を使ったものが多くあります。そこで、今回は谷澤さんにアートとしてことばを扱うことについて、お話を伺ってみました。

【コラム】

・権力とことば 自分の言葉を獲得する(舟之川聖子)

舟之川聖子さんは昨年、お子さんの中学校で行われていた頭髪検査に対して疑問を抱き、それをストップさせるために活動していました。その過程で権力とことばの関係に気づいたといいます。権力が使うことばに気づき、それと戦うための自分のことばを獲得するまでの経験について書いていただきました。 

・子どもとことば 「あらない」の神秘(鼈宮谷千尋)

ベトナムでの日本語教師経験があるというライターで編集者の鼈宮谷千尋(べっくや・ちひろ)さん。ニュースレターの「ナマオカワリ」という文章で、ベトナムでの経験をほろ苦さも含めてみずみずしく綴った文章に、言葉を扱うことへの真摯さを感じて、原稿をお願いしました。今回はお子さんとの経験からことばについて書いていただきました。

・文化とことば 幼い密輸(むらたえりか)

ライターとしてドラマレビューや韓国カルチャーについて執筆しているむらたえりかさんは、自分と違う出身国のひとについて知りたいとき、「どんな言葉で暮らしているのだろう」と気になって言語にあたることが多いそう。中学生の頃から続けている韓国語学習のきっかけと、現在のお仕事である日本語教師について、思い出を交えて書いていただきました。

・ことばのDIY B面の言語学習(石井晋平/イム書房)

東京で「イム書房」という古本屋を開業した石井さん。前職が海外での日本語教育の支援を行う「国際交流基金」の職員だそうで、アメリカ滞在中のブロークンな言葉のやり取りを「ことばのDIY」という視点から書いていただきました。

・声、体ということば 俺は言葉に毒されていたか(服部健太郎/ほんの入り口)

これまで書店員として勤め、2023年に奈良でほんの入り口をオープンさせた服部健太郎さんは大学時代から長年演劇に携わってきました。舞台俳優として、体を動かしたり声を出すことからも言葉と付き合ってきた服部さんに、ことばとしての身体表現について書いてもらいました。

【シリーズ 地方で本を作るとは?】

・持続可能な個人出版のあり方を模索して (大阪府・犬と街灯店主/谷脇栗太)

地方で本づくりをしている人にお話を伺うシリーズ第2弾。大阪で犬と街灯という個人出版専門書店を開き、自身も創作活動をされている谷脇栗太さんにお話しを伺いました。
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※本書籍はhayaoki booksの刊行物ではございません

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